
子育ての部屋からお送りします。
お子さんに将来の夢を聞いてみたこと有りますか?
オタクのお子さんは何をやりたいと言いましたか?
今日は将来、やりたいものが無い!と答えたお子さんをお持ちのお母さんにお話をします。
お母さんがお子さんに質問した将来の夢は、もしかしたら
「どんな仕事をしたい?」
と言うことでは無かったですか?
将来、何になりたい?と聞かれると、お子さんの年齢によっても変わると思います。
高校生くらいになるとお母さんは特に具体的に仕事内容などを知りたいと思います。
私も子供に相談されたことがあります。
みんなこんな仕事をしたいとか言うけど私はやりたい仕事ってないんだよね。変なのかな?
こんな風に言われました。それで私は答えました。
そうなんだよ。何故かみんな大人になると「仕事を選ばないといけない!」と思ってるんだよね。
みなさんはどうですか?
どうして仕事を選ばないといけないのですか?
お金を稼ぐ為?幸せになる為に?周りがそうしてるから?
私は子供に言いました。
やりたいことが見つからないの?いいんじゃないの。
今、この世にある仕事は誰かが夢を抱いて作ったものだよ。
その仕事は他人の夢だ。その中でどれが好き?どれをやりたい?と質問されても、好きなものがないかもしれないし、やりたいことがないかもしれない。
それはそれで良いと思う。
でも、なりたい理想はあるんじゃないの?
どうなりたい?
これが大事なんだよ。
どうなりたい!
それが見つかった時、それを実現する為に今この世にある仕事の中でそれを実現できるものがあればそれをやれば良いし、無かったら自分で作ればいい。
大事なのはその順番だと思う。
どんな風な自分になりたいのか?
どんな生活をしたいのか?
どんな夢があるのか?
こんなことが一番で、それに合う仕事を探す 。無ければ自分で作る。
この順番が逆になってまずは仕事選ぶ。
本当にその仕事、好きなの?
どんな人間になりたくてその仕事を選ぶの?どんな生活をしたくてその仕事を選んだの?とたずねられて戸惑わないならそれで良いのかもしれないけど、大人たちをみてもほとんど、後付けの理由のように思う。
だから楽しそうに生きていない。
娘に言いました。
「なんの為に生まれて来て、なんの為に生きるの?」
「幸せになる為!」
そんな答えを聞いてホッとしました。
そう、その為に生きるのです。
では、どんな状態が幸せなのか?
これを考えるのが一番優先される事です。
今からお子さんにどんな仕事をしたい?って聞かずに、お子さんがなりたい理想の自分を聞いてあげてください。
どんな人間になりたいのか
どんな生活をしたいのか
どんな心で生きて行きたいのか
こんなことを先に聞いて、考えさせてください。
それが決まれば具体的なものが自ずと導き出されてきます。
将来やりたいものが無い!と答えたお子さんをお持ちのお母さんに、「やりたい仕事を聞くよりなりたい理想の自分を聞いてください」と言うお話でした。
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